シンスプリントの治療法・治し方

スポーツ障害として10代に最も多発するシンスプリントの治療法や予防方法、シンスプリントの特徴を解説しております。

シンスプリントの症状の特徴

 シンスプリントの症状の特徴として下腿内側にあたる脛骨の
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 に痛みが発生するのがシンスプリントの症状の特徴です。

 この部位が痛む原因は、下腿にある筋肉群の骨への付着部位となっているためで、この付着部位にストレスが加わり炎症を発症しているためです。

 骨に沿って脛の内側面を触れていくと痛みがあり、体感としては最初は骨そのものの痛みに感じる時もあります。

 また炎症症状が強い場合は脛骨に沿って広い範囲で痛みを感じるケースも多くあります。

シンスプリント(右下腿後面の図)

 しかし実際は背屈動作を行う筋肉群が底屈運動などによって引き伸ばされる際のストレスで炎症を発症している為、骨ではなく筋肉や腱の炎症による痛みなのです。

 尚、シンスプリントに影響を及ぼす下腿の筋肉群には以下のような筋肉があります。

●ヒラメ筋
●後脛骨筋(こうけいこつきん)
●前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
●長趾伸筋(ちょうししんきん)
●長趾屈筋(ちょうしくっきん)

 シンスプリントの好発部位の下腿前面の図はこちら

症状の進み方の考察

 シンスプリントのすねの前面部分の痛みは初期段階では脛骨に沿って、違和感を感じるような鈍痛から始まります。

 初期段階では足の底屈・背屈を行うと脛に軽い痛みを感じる程度で、筋肉痛と勘違いする方も多いでしょう。

 しかし、運動を続けていると、この痛みは徐々に消えていきます。

 そして運動を終えた後に、徐々に痛みが復活してくるのも、シンスプリントの初期段階時の症状の特徴のひとつであります。

 この痛みは、数ヶ月単位という長いスパンで徐々に痛みを感じる頻度が増していきます。

 痛みを発症する間隔や頻度が増してくると症状が悪化している証です。

 この時期に運動を継続し続けた場合は、最終的に運動が出来なくなるほどの痛みとなってきます。

 シンスプリントの発症後の流れはこのように段階的に体から「危険だよ」という合図が送られています。

 シンスプリントを発症しているアスリートの大半が、
●数ヶ月前
 から痛みを感じてはいたが、「運動が出来るので何とかなると思っていた」と述べるように、シンスプリント症状の自己判断は難しいのが現状です。